カナダのケベック州で看護師。英語8点からの大逆転!

語学嫌いから一転、カナダで看護師できるまでに成長しました。

L'OQLF- L'examen de l'office quebeçois de la langue française

Bonjour!

昨日フランス語のテストを受けてきたので、忘れないうちに備忘録として書いていこうと思います。

昨日受けたのは、フランス語のテストなんですけど、これはケベック州に住んでて、こっちでスペシャリストとして働く資格はとったけど、フランス語が母語でない人がパスしないといけないテストです。

なので、仕事によっては必要だけど、全員がパスしないといけないものではないです。

テストは仕事によって分かれてて、(テストの内容がその人のスペシャリティによってわかるので)3か月に一回は無料で受けれます。モントリオールでしかしてないけど。

こういうところがモントリオールに移民が居つく理由やよなー。。

 

私はこちらで看護師の免許を取ったので、看護師に向けてのフランス語のテストになります。

昨日のお題は喘息についてでした。

13時から始まるテストだったのと、受け取ったメールに、「10分前に来てね!遅刻したらテストは受けれませんよ。」って書いてたのと、初めていく場所だったので、余裕をもって30分前にはテスト会場に到着しました。さすがに早すぎたのか、会場には誰もおらず、下の階にソファがあったので、そこで時間を潰してから10分前に会場に着くように行ったのですが、一人の受験者がドアの前で待ってて、まだドアが開いてないとのこと。結局オフィスの人が昼休み休憩に入っていたので、会場に入れたのは13時過ぎでした。

こーゆーとこめっちゃカナダ!って思います。メールに時間厳守って書きながら本人たちが厳守してないとこ。まぁだから働くのにはのんびりするんでしょうけど。。

で、会場入ってから名札貰って、テストがどんな感じで進むかの説明を受けました。

テストは全部で4つのパートに分かれていて、一つ目は文章読解、二つ目は口頭説明の能力を問うもの、三つ目は記述問題、四つ目は口頭質問でした。

まず、皆同じ10行くらいの患者の軽い説明と、個人で違う患者の説明文章を貰います。その後、15分間時間があり、文章を理解してから、自分の持ってる患者情報を皆に説明共有して、看護師同士で話し合って、その患者に向けた支援をどうするか考えるというもの。ここの話し合いは20から40分くらいでした。

試験官はフランス語の能力を測るだけなので、全然的外れな支援を言っても落とされることはないのですが、周りは看護師なので、一応の看護能力は問われます。

4人中一人の受験者が、最初のパート(文章読解)中に難しすぎると泣き出してしまい途中退出したんですが、試験官の人がその子のパートの内容を読んでくれたので、残った3人はその内容も踏まえて意見を出し合いました。

お題が簡単な方(一緒に受けた子は二回目の挑戦だったんですけど、前のお題はangioplastie だったらしいです)だったので、皆すらすらと支援方法を話して、あっという間に30分くらい経過し、その後休憩が10分ありました。

ここでも、前に受け取ったメールには、「試験は全部で3時間くらいで、その間はトイレは行けません」って書いてあったのに、全然いけたし。寧ろ促されたし。この辺もカナダっぽい。この注意書きは、「試験の真っ最中はトイレ行かれへんから先行っといで」というように変換されるのでしょう。。

休憩後、問題の3っ目がやってきました。

私が一番苦手なやつです。記述です。フランス語ってホントややこしいんですよ!!

これは、今日のお題の患者の今の病態を短く書いて、後2-3個支援と、なんでその支援が必要かを200字程度で書いてというものでした。

私は書くのがほんと苦手で、いつも綴り間違えるし、女性名詞と男性名詞も間違えるし、形容詞の形も間違えるんですけど、まぁなんとか時間内(70分でした)で書き終えました。

その後は試験官が患者役をして、受験者が看護師で、患者に病態説明、支援内容、患者の質問に答えるというのを5-10分程度行いました。

試験終えての感想は、準備をしていけばなんとかなるかなという感じでした。

この試験は看護師の免許を取ってから4年間は3か月に一回受けれるので、いつかは受かりそうなぐらいのレベルというところでしょうか。

今回は無理やろけど。

ちなみに4年たっても受からなかったら看護師免許は使えなくなります。本当にどこまでもフランス語にうるさい場所ケベック。。

いつか受かるように、ぼちぼちフランス語の勉強も続けていこうと思います。